白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

2009-01-01から1年間の記事一覧

今年はどんな一年だったのか。

本日は12月31日「先今年無事目出度千秋楽」でございます。 今年はどんな一年だったのか。 いくつかの旅もありました(出雲にも行きました。京都大阪にも行きました。愛媛にも行きました。千葉、茨城、栃木にも行きました)。 神社仏閣にもたくさんお参りしま…

つくばエクスプレス最終便に乗る。その2

思えばつくばに出かけたその日は朝早く家を出たのでした。ということは、朝早く起きたということです。だから、夜の11時頃眠くなったのだと思います。 そして、お店を出たのが11時10分頃で、それから真っ暗な夜道を駅を目指して車は走り出しました。しかし、…

つくばエクスプレス最終便に乗る。その1

つくばで友達のハンドベルコンサートがありました。 真ん前の席で聴かせていただきました。 途中で何度も魂が揺さぶられるほどの静かな感動を味わいました。 アヴェ・マリアなど、素晴らしかったです。 コンサートが終わり、友達のご主人から食事をお誘いい…

お天気の話が無難でしょうか?

書いては消し、書いては消し。ほんとうに書きたいことは、書けません。 明日(もう、今日になりました)も、よいお天気でしょうか。朝早くから出かけます。

書くことについて。

書くことについて考えていると、何も書けなくなる。こんなときは、何も書けなくていいのだろう。書かなくていいのだろう。 人の死について書くことは、特に覚悟がいるだろう。かんたんに書いてはいけない。 わたしは、わたしをはみだし、わたしを制御しきれ…

久しぶりにお目にかかりたいと思いつつ…。

こんな時間になってしまったのに、まだ、テープ起こしが半分も終わりません(テープ起こしをしようとすると、いまやらなくてもいいのに、やりたくなる仕事がつぎからつぎへと目に入るせいもありますが…)。 明日、一日かかって残りをかたづけなくてはなりま…

外に出ると涙が…。

ずっと、パソコンの前でテープおこし+原稿書き、テープおこし+原稿書きを繰り返す日々です。 外に出ると、涙が…。どうやら今回は右目がやられているようです。 三年前は、左目がどろどろ状態になって、光りが痛くて家のなかでもサングラスの下に眼帯をかけて…

奥村真さんが亡くなられました。 2

奥村さんのことを私ごときが書くのは、やはりいけないと思ったりしていました。 たとえば、一緒に行ったカラオケで歌ってくれた曲名も覚えていない者は、そのことについて書く資格がないように思ったりしたのです。 それで、先日この「白玉庵のひととき」に…

奥村真さんが亡くなられました。

9月の終わりに奥村さんが亡くなっていたということを、10月16日の夜に知りました。 お酒が好きだった奥村さん。一度、池袋でカラオケにも行きました。酔っぱらっていたのに、ものすごく上手でした。わざとリズムをずらして歌っていましたが、見事なずらしか…

「花寄せ」のひととき

昨日は「花寄せ」のお稽古がありました。本来は9月の天然忌(七代家元如心斎/じょしんさい/を偲び、9月13日に営まれる)に行われるのだそうです。しかし、9月は社中の人たちの都合がつかず、昨日になりました。そして、わたしは正客の役になりました。た…

九月のはじめに旅をしてから…。

写真は、那須にある先生のお庭の蹲いです。 九月のはじめに、気になっていたところに旅をしました。 スーパーサプライズというだけあって、旅行費用の格安さには驚きました。 京都の駅前の増築したばかりのきれいなホテルに泊まって、新幹線の往復の料金も含…

本の整理をしています。その2

那須のお茶会 八月に段ボール箱に詰めて、計10箱を古書店に送ったあと、小休止をしようと思っていたのですが、また、次々と目につくので本日、11箱目を送りました。 一つの梱包に文庫本などもあるとはいえ、だいたい50冊くらい入るとして、わが家からおよ…

世界が平和でありますように。

先生宅(那須)のお庭に咲いていた「ホトトギス」の花です。 一昨年のことでした。 妹のところにマリア様が現れて、悲しそうな顔でおっしゃったそうです。 「日本が戦争に巻き込まれます」と。 その言葉が気になっていました。 マリア様のその言葉をある方に…

銀座Apple StoreでWebサイトの基本を学ぶ 4

仕事が忙しくなったりして、しばらく銀座Apple Storeからは遠ざかっていました。 ずっと懸案のHP。その入口がMovable Type で作られていたため、表面的には新しいページになったつもりでも、他のページのMovable Typeと連動するとたちまちのうちに元に戻って…

今度はピンクのオリエンタル・リリー。

オレンジ色の鬼百合が散ったあとは、ピンクのオリエンタル・リリーを買ってきました。取り残されてさびしそうな蒲(がま)に似合う花をと考えたら、百合になりました。他にもたくさんあると思いますが、色や形で、このオリエンタル・リリーに。 西友の花屋さ…

本の整理をしています。

このところ、もう読むことはないだろうと思う本を古書店に宅配便でせっせと送っています。 これで第何回目かの、本の整理シーズンになるのでしょうか。しかし、今回はいつもと少し意気込みが違うように思います。 かなり、大胆に整理しています。 引っ越し用…

山下清の画と文章。

先生の喜寿のお祝いのお茶会が熱海であった時、寄りつきのお部屋に掛け軸があって、そこには山下清の画が掛けられていました。蜻蛉の画でした。 ちぎり絵ではなく、墨汁で書いたと思われる画でしたが、お茶会の流れで山下清に出会うとは思っていなかったので…

半襟をつけなくては。

七月は早々にお茶のお稽古も終わり、のんびりと過ごしています。 八月は毎年夏休み。しかし、今年は那須でお茶会があるので、いまから緊張しながらその日に心を向けているようなところがあります。 間際になってあわてないように、そろそろ半襟もつけなくて…

筑波山神社へ行く。

7月21日、筑波山神社へ。今年は一月から三度目になります。今回は、石段を登らず、坂東第二十五番筑波山大御堂(真言宗豊山派)にお参りをしたあと、なだらかな道を通って、神社へ。 大御堂の下で、先に筑波山神社へ行く?それとも先に大御堂に行く?とたず…

皆既日食用のメガネ

昨日、お会いした人から皆既日食用のメガネをいただきました。 お嬢さんが、たくさん購入したので、お裾分けにあずかったのでした。 紙でできたもので、その軽さがうれしいです。しかし、わたしの住むところでは、お天気がよくならず、たのしみにしていたの…

夏の花たち

蒲(がま)を竪琴のように活けると、涼しい風を感じるようです。 夏は、しかし花の寿命が極端に短い。 オレンジ色の鬼百合が蕾をたくさんつけてわが家にやってきたけれど、次々と花開き、ハラハラと散っていきました。 わずか一週間の命でした。 それに小さ…

書店に足を運ぶ

ここ数年(正確にいうと三年)、従来のようには書店に足を運ばないで暮らしてきました。 足を運べば、ほしくなるからです。 ですから、ほしくなるものからは、極力、目をそらしてきたように思います。 ここにきて、個人的に三年の喪があけたように思います。…

「脳死」についておもうこと

2009年(平成21年)7月13日、改正(悪)臓器移植法のA案が参院本会議で可決し、成立してしまいました。 あまりにもあっけない成立は、解散含みの国会運営で、自らの政治生命のことで頭がいっぱいの国会議員たちが、手に余る問題については考えることを手放…

夏のお茶会

那須にある先生の別荘で、この八月にお茶会が行われることになりました。 先日、そのお点前の特訓がありました。 「略点前」と呼ばれるお点前です。 「略」とはついていますが、これが少しむずかしいのです。 半東さん(亭主を補佐する、亭主以上にお茶に精…

けれども、お点前に落ちてはならない。

お点前のお稽古はむずかしい。 けれども、そのむずかしさにとらわれてはならない。 「喫茶去」のこころを忘れないで、お茶をいただくこと。 その原点にいつも立ち返りたいと思います。

七事式のお点前「一二三の式」

七事式のお点前でいちばん苦手なのが「一二三の式」です。亭主のお点前のできばえの評価をするというものですから、これはかなりきびしいお点前となります。 このお点前は、わたしの想像するところ、他のお稽古に較べて極端に回数が少ないのではないかと思い…

続 芍薬の花 

今朝もやはり蕾のまま。 昨日の日記で、わたしにできる最後のこと、みたいなことを書きましたが、ただ初心に戻って、もう一度、先生から教わった「水揚げ」を試みてみたのでした。 この「水揚げ」も三度目。 これ以上は、芍薬の茎も耐えられないでしょうね。…

芍薬の花

写真は、お稽古のあと資料として撮ったものです。 芍薬、ドウダンツツジ、チース 芍薬の花は水揚げが大事です。 先生がおっしゃったとおり、いま、気がかりなのは、その芍薬のこと。 三本の芍薬の蕾のうち、ふたつは大きく花開いたのに、残るひとつだけがま…

初心

昨日は雨具の準備をしてお茶のお稽古に行く(雨は降らず、そのまま持ち帰る)。 この5月から社中の方が一人増える。 大学を卒業されて、4月から社会人になったお嬢さんである。 中学生の頃からお稽古に来ていて、いまは大学院に通われているお嬢さんのお知…

いちごミルクを食べる

今朝3時過ぎに起きて黙々と仕事にかかりました。 お昼前にやっと、最後の原稿を書き上げる。あとは、こまかいチェックなどの作業が数日つづくだけ。原稿書きにくらべたら、比較にならないほど、気分がらくです。 いつも書き始める前には、ほんとうに書き上…