白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

2022-01-01から1年間の記事一覧

稽古仕舞い

12月24日(土曜日) 今年最後のお稽古となりました。 ちょうど、クリスマス・イブの日。主菓子は、クリスマス・ツリー。池袋東武デパートに出店している、浦和の花見製造です。とても、美味しい。 クリスマス・ツリー(菓匠 花見製) お軸は「無事」(堀内宗匠…

お稽古(茶筅飾り、組み合わせ点など)

12月15日(木曜日) お軸は「無事」(堀内宗匠の書) お花は、ハシバミと西王母 調布クリスマス(仙太郎扱い) 先輩のお二人がお稽古に見えました。 お一人が、茶筅飾りを。 お一人が、組み合わせ点を。 そのあと、お薄をそれぞれ点てられました。 お土産に…

「宗心宗匠覚え書き」 (準備号)

わたしのための「宗心宗匠覚え書き」を書いておきたいとおもいました。 折りにふれてです。 主に堀内宗心宗匠が「茶道講座」(茶道雑誌)で書き残してくださったことを、「覚え書き」として、記録しておきたいと考えました。 第一回目は「長板」について。 …

火曜日のお稽古(長板に長緒など)

12月13日(火曜日) またしても、雨模様。 それでも、家を出るときは上がりそうだったので、雨ゴートはやめにしました。 草履もカバー付きはやめにしました。ただ、地面が濡れているので、ゆっくりと歩きました。 たいていの草履の底は、滑るので、気をつけ…

月に一度の特別稽古(茶通箱、唐物、台天目など)

12月11日(日曜日) 月に一度の特別稽古に出掛けました。この日は三人の参加でした。 お棚は高麗卓。 まずは、お炭点前から。羽根香合をさせていただきました。 お炭点前は、運びとお棚のちがいだけでも、何だか緊張してしまいます。 軽いお昼をいただいたあ…

「花月」のお稽古。

12月10日(土曜日) 早朝、「花月」のお稽古に出掛けました。 先生が市民センターで40年ほど続けている茶道教室では、「花月」があたりまえにできる人ばかりです。 先生のお宅では、ここ数年、時間をずらして教わっていることもあり、「花月」から遠ざかって…

火曜日のお稽古(長板、平棗、、、)

平棗 一閑塗り 七宝 (花押 堀内宗心宗匠) また、雨模様。 雨ゴートに雨カバーつき草履を履いて出掛けました。 この日は、長板のお道具が準備されていました。 みなさまのきれいなお点前を拝見しているうちに、午前中の社中の方のお稽古が終わり、次はTさん…

お花の先生が退院されました。

一週間ほど前にお花の先生からお電話がありました。 無事に退院されたとのことでした。 退院されてもベッドに横になっているということでしたが、お声は元気そうでした。 お正月用のお花のことなど、あれこれ考えていますよ、とおっしゃっていました。 お電…

火曜日のお稽古(盆点、唐物、長緒など、、、)

火曜日は、月に一度のお許しのお稽古に出掛けました。 社中のみなさまは、、盆点のお稽古、唐物(真)のお稽古、長緒のお稽古、唐物(真)のお稽古を次々と。そしてわたしは盆点のお稽古をさせていただきました。 とにかく、何度も何度もお稽古を繰り返すこ…

お稽古(一年ぶりに復帰されました)

冬薔薇(菓匠 花見製造) 11月末の土曜日、お稽古をしました。 先日赤ちゃんを連れてご挨拶に見えられた方が、いよいよ一年ぶりにお稽古復帰されました。 久し振りなので、運び点前のお濃茶とお薄をしていただきました。 主菓子は、前日に東武デパートで買い…

お稽古(先輩おふたりを迎えて)

一昨日は、先輩おふたりを迎えてお稽古をしました。 江岑棚(今年は、江岑棚がよく使われているように思います)。 組合わせ点と、茶筅飾り。 長緒は、指が短いから(とおっしゃるのです)、割蓋を扱うのが怖いという理由で、最近はお稽古をされません。 濃…

月に一度の特別稽古

昨日は、冷たい雨のなか、特別稽古に出掛けました。 わたしともう一人のFさん(わたしは一時間半、Fさんは2時間半かけて午前10時半頃に先生の家に到着)に、お稽古をつけてくださるようになって、もうすぐ一年が経とうとしています。 お炭点前をFさんが行っ…

お茶室に座っていると

お茶室の日の移ろい お茶室に座っていると、陽射しが移ろっていくのを感じます。 開炉になると、まずは、基本のお稽古から。 先日のお稽古では、茶筅飾り、仕組み点を社中の方が行い、わたしは組み合わせ点をお稽古させていただきました。 そして、護国寺の…

護国寺のお茶会に行きました

こんなところにホトトギス 秋の一日、護国寺のお茶会に行きました。 三年ぶりの開催です。 お席の人数も通常より少なく、点心もお持ち帰りでした。 お席入りを外で待っているときに写したホトトギス。 お庭の紅葉もところどどころ。 (令和4年11月12日土曜日…

本来無一物(ほんらいむいちもつ)

本来無一物 堀内宗匠の書。 知足(足るを知る)のように、ともすればその人によっては戒められるように感じてしまう(わたしなどは特に耳が痛いときがあります、、、)語ではなく、解釈しようとしても解釈などできるものではなく、解釈ということを許さない…

秋の谷中にて

谷中の紅葉 谷中の落葉 谷中のカヤバ珈琲 昨日は、谷中を散策。日暮里駅で待ち合わせました。お寺の山門をくぐってすぐ左にある木の腰掛けでNさんと一時間ほど。「この時期は一番鳥をたくさん見かけるわね」とNさん。そのあと、木々に実がなるから、とさりげ…

炉開きの日のお稽古

炉開きの日のお稽古 11月1日(火曜日)は、炉のお稽古がありました。 お花は、西王母。そして、照り葉。竹の花入れは先生の手作り。 お棚は「三木町棚(江岑棚)」。今年は、表千家四代家元江岑宗左の三五〇回忌(寛文十二年/一六七二年十月二十七日没)に…

シュウカイドウあるいはベゴニア?

シュウカイドウ、あるいはベゴニア バスを降りたところに花を売っているお店があります。ベランダにある秋海棠に比べて、葉っぱが小さかったので「これは秋海棠ですか?」とたずねると、お店の人が調べてくれました。専門の花屋さんではなく、地元とつながっ…

主菓子は「玉菊」、、、

昨日の主菓子は「玉菊」。素晴らしく美しく、美味しいお菓子でした。浦和花見製造。 池袋東武デパートのお菓子売り場に行くと、気がつくとあれもこれも、、、 亥ノ子餅のこと そして、この季節には「亥ノ子餅」。仙太郎製造です。 すごく美味しい。 亥ノ子餅…

名残の花、、、

名残の花、、、 きょうのお稽古では、ここ数日前からベランダに咲いてくれていたコエビソウを、とおもっていたので、朝いちばんに切り取りました。それから、吾亦紅、菊、ソケイ、フジバカマを活けて、秋の後ろ姿が寂しくないように。できるだけたくさん。 …

唐物(風炉)真・行・草のちがい、、、

お稽古手帳 (唐物風炉 真・行・草のちがい) これまで何冊かの小さな手帳にお点前の覚え書きを書いてきましたが、途中で疲れ果てて、文字も乱れて、あとで読んでも、自分自身よくわからないことが多々ありました。 ここにきて、唐物(風炉)の真・行・草の…

「落葉」という茶杓。

銘は「落葉」、、、 銘は「落葉」。書付は堀内宗匠です。 きょうは雨の一日となりました。気温もあがらず寒い一日となりました。 これから、一日いちにちと冬にむかって季節は移っていきます。 本格的な「落葉」は、これから。きょうは、ほんの少しだけ季節…

これからの茶人について

これからの茶人とは 「これからの茶人」について、堀内宗匠は「わび茶の湯三原則」として、この三つをかかげています。 一、道具は一種にしぼること。 一、礼儀を正しくすること。 一、茶人はいかにあるべきかという自覚。 時代とともに生きつづける茶の湯で…

お庭の花々とともに、このひとときを、、、

今日も、お庭に咲いているお花をお持ちくださいました。 矢筈ススキ、フジバカマ、秋海棠、、、 ありがとうございます。 吾亦紅、菊、きいちごの葉っぱ こちらは生粋の茶花ではないのですが(吾亦紅は茶花)、ベランダに茶花が咲いていないこともあり、洋花…

千両をいただく

大先輩のFさんからいただいた「千両」 お茶室でのお稽古の日、大先輩のFさんからいただいた「千両」。根っこを鉢植に植えれば、来年あたりには、実がなるかもしれません。 お天気の良い日に、植えてみたいとおもいます。 きょうは、雨コートとカバー付き草履…

「明歴々露堂々」(めいれきれきろどうどう)

木槿と吾亦紅と 先日のお稽古には、ベランダに咲いてくれた白い木槿を生けました。 お軸は「明歴々露堂々」。堀内宗完宗匠の書です。 わたしが師事した先生の先生が堀内宗匠だったこともあり、宗匠のお名前は、お茶を初めたすぐの頃から存じておりました。 …

卯の花と日光(じっこう)と。

4月のお花 先日のお稽古で床の間に生けられていたお花。 卯の花と日光(じっこう)の椿。 花入れは、信楽の旅枕です。 お軸は、「柳緑花紅」でした。 お稽古は、釣り釜のお炭点前から始まり、唐物、台天目、お薄は旅箪笥。 わたしは、唐物の真と旅箪笥をさ…

三月三日のおひな祭りに……

おひな祭り 令和四年 弥生三月のおひな祭り。 ご縁があってわが家に来てくださったおひなさま。 大切にいたします。 わが家では、男雛は向って右に。 (右でも左でもよいそうです。) 仲良しのおふたりを見ていると、ひなまつりの歌が口をついて出てきます。…

結び柳と西王母と 

旧暦ではまもなく新年を迎えますね。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は、若松の七本活けではなく、根引き松と千両、そして、百合の花を活けてみました。 先生が御覧になったら、きっと驚かれることかと思います。 根引き松と千両と菊を使って教わった暮のお稽古の跡形もなくて、、…