白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

夏の花たち

蒲(がま)を竪琴のように活けると、涼しい風を感じるようです。
夏は、しかし花の寿命が極端に短い。
オレンジ色の鬼百合が蕾をたくさんつけてわが家にやってきたけれど、次々と花開き、ハラハラと散っていきました。
わずか一週間の命でした。
それに小さなひまわりの花。
こちらも、三日目にはもう元気がなくなってしまいました。
あっという間に花はなくなり、いまは、蒲(がま)が残るだけ。


そういえば、芍薬の蕾は結局、蕾のままで終わりました。
でも、開いた花の最後を見ると、蕾は蕾でよかったとも思えます。