白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

本の整理をしています。

 このところ、もう読むことはないだろうと思う本を古書店に宅配便でせっせと送っています。
 これで第何回目かの、本の整理シーズンになるのでしょうか。しかし、今回はいつもと少し意気込みが違うように思います。
 かなり、大胆に整理しています。
 引っ越し用のダンボール(といっても引っ越しをするわけではないのですが)に、6月末から7月末の一カ月間で七箱詰めて送りました。
 出てくる出てくる、押し入れはもちろん、洋服ダンスや棚という棚に本を入れてあるので、たいへんです。
 七箱を送ったあとも、部屋を見渡すかぎり、本の量にはほとんど変わりがないように見えます。
 もっと、思い切って整理できれば、すっきりすることはわかっているのですが…。
 それでも、8月にはあと3箱は古書店に送りたいと思っているのです。
 金子光晴の全集、中上健次の全集、立原正秋の全集、志賀直哉の全集、井伏鱒二の全集、太宰治の全集、芥川龍之介の全集、夏目漱石の全集、宮澤賢治の全集、幸田文の全集、中里恒子の全集、宇野千代の全集、芝木好子の名作選、いくつかの茶道関係の全集などなど、残しておきたい全集だけ考えても、かなりあります。
 井上靖の選集、永井荷風の選集、福永武彦、森敦、…。そのほか、すぐには思い出せないけど、重大な本があるはずで、置いておく置かないなどと考えていると、気が遠くなりそうです。