白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

初心

昨日は雨具の準備をしてお茶のお稽古に行く(雨は降らず、そのまま持ち帰る)。
この5月から社中の方が一人増える。
大学を卒業されて、4月から社会人になったお嬢さんである。
中学生の頃からお稽古に来ていて、いまは大学院に通われているお嬢さんのお知り合い。
長い髪がよく似合う、大変美しい方たちです。
新人が入ると私(たち)も緊張する。
遠い日、お稽古を始めた頃のことを思い出す。
畳の歩き方のご注意など、一から教えられている先生。
新しいお弟子さんがいらして、先生がうれしくないはずはありません。
私もまた、初心に戻って、お茶に向かい合えるように思います。



(お稽古メモ)
盆香合
茶筅飾り
お薄


花は卯木
花入れは春日網代


香合入れ 堆朱
唐物
仕覆 小牡丹笹蔓緞子(しょうぼたんささづるどんす)


桐木地丸卓 


今日の着物
紫格子柄(一見無地のように見える)
帯は 石畳ふうに段模様 全体にベージュ 金や緑も入る
帯締めは 左に市松模様(ベージュに、濃い市松部分)
帯揚げは 薄茶色の丹後縮緬