(お稽古日に活けました。かわいい日日草と、すくすく育ったタカノハススキ)
このところ、続けてお稽古がありました。
お花は、ベランダに咲いてくれた白い木槿、赤と白の日日草、タカノハススキがかろやかで、凜々しく、また、かわいらしくありがたかったです。
お軸は「清風在竹林」(堀内宗匠墨蹟)。この「風」という文字で堀内宗匠の「風」を感じることができるようにおもいます。いろんな方の書かれる「風」がありますが、堀内宗匠の「風」からは、自在な「風」の姿を見せていただけるような気がします。
「七夕」(川越 亀屋紋蔵製造)という主菓子は、三日間限定ということで、お稽古にみえる日がその日に当たることを確かめて、わざわざお持ちいただいたものです。「このお菓子をぜひ先生とご一緒にいただきたかったのです」と。ありがたさに、頭が下がるおもいがいたしました。そのお気持ちにまずは、感謝いたします。そして、その美しさ、美味しさにこころ奪われました。幸せなひとときをありがとうございました。
この間のお稽古は、お二人に長緒。お二人に、続き薄茶をしていただきました。
そして、手に入らなくなった抹茶には、この先、どうなるのかと心配になってしまいます。いつも使っていた抹茶は、まったく流通していない様子ですし、いつ入荷するのかもわからないという事態に。また、その金額も二倍になったとうかがいました。
外国人の人たちに人気があるということでしたが、ただただ美味しい一服をいただきたいわたしたちとしては、異常な事態としかいいようがありません。