白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

筑波山神社へ行く。

 7月21日、筑波山神社へ。今年は一月から三度目になります。今回は、石段を登らず、坂東第二十五番筑波山大御堂(真言宗豊山派)にお参りをしたあと、なだらかな道を通って、神社へ。
 大御堂の下で、先に筑波山神社へ行く?それとも先に大御堂に行く?とたずねられて、「大御堂のほうに」と言った途端に激しい雨が降り出したのは、どういうわけなのでしょう。
 傘をしっかりさして、とにかく大御堂へ行く。たしか千手観音さまがご本尊のはず。しかし、境内には誰もいないし、たずねる人もいない。本堂に向かってお参りをすませて、筑波山神社に向かい始めると、雨は止む。さっきの雨は何?
 
 筑波山神社でお参りをしていると、修学旅行と思われる学生たちが引率の先生と一緒に石段を登ってくる。
 学生たちが引き揚げると、今度はなだらなかな道から(私たちが通ってきたほうの道)、小学校低学年と思われる子ども達が色とりどりのレインコートを身につけて現れる。
 学生たち、子供たちの参拝を受けて、筑波山神社のご祭神さまたちも、さぞおよろこびのことと思います。
 
 雨引観音(坂東第二十四番札所)にも行く。

境内の庭を散策する孔雀


http://www.amabiki.or.jp/
 石段を登っている途中でふと上を見ると、お堂の欄干で鳥が二羽わたしたちのほうを見ているのでした。
 「雉?でしょうか。こっちを見ていますね」と驚いたけど、実は孔雀だったのです。境内に、放し飼いされています。
 駐車場の広さが普通ではなかったので、たぶん、ふだんは観光客で賑わうのでしょう。
 この日は、雨が降る、と言われていたからか、時間が遅かったのか(4時を過ぎていたので)、参拝者はわたしたちのほかは誰もいませんでした。
 立派なお寺でした。
 滋賀県の「石山寺」のことを思い出しました。
 雰囲気がどこか似通っているのです。