白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

火曜日のお稽古(長板に長緒など)

12月13日(火曜日)

またしても、雨模様。

それでも、家を出るときは上がりそうだったので、雨ゴートはやめにしました。

草履もカバー付きはやめにしました。ただ、地面が濡れているので、ゆっくりと歩きました。

たいていの草履の底は、滑るので、気をつけないと危ないのです。

 

この日のお稽古は、先週に引き続き、長板

なぜ長板を出してくださっているのかというと、実はわたしのことを心配されてのことなのです。

初稽古は「長板」にしたいと思っていることを先だってお伝えしたら、お弟子さんに教えるのなら、完全にできるようにしておかなくては、、、という、先生の親心?もあり、いわゆるわたしへのひそかな特訓でもあります。

 

座り火箸に立ち火箸はもちろんですが、火箸の扱いが美しくなければなりません。

右手で火箸を杓立てから抜き取ったあと、手元で横にしてからの微妙な左手の位置。それには、最初に右手で持つときの位置がとても大事です。

左手で火箸を置くとき、長板の端から三センチほど出して置くことなどなど、、、

 

師走にふさわしいのが「ハシバミ」。葉っぱはまるまっている感じですが、葉っぱは落ちないのです。

西王母とハシバミ

 火曜日のお稽古は、この日が今年の最終日。お床には「先今年無事芽出度千秋楽」のお軸が飾られていました。

 本年もたくさんのご指導ありがとうございました。