白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

シュウカイドウあるいはベゴニア?

シュウカイドウ、あるいはベゴニア

 バスを降りたところに花を売っているお店があります。ベランダにある秋海棠に比べて、葉っぱが小さかったので「これは秋海棠ですか?」とたずねると、お店の人が調べてくれました。専門の花屋さんではなく、地元とつながって、その時々にいろんなものを売っているのでしょうか(シュウカイドウですね、と答えてくれましたが、もしかしたら、ベゴニアかもしれないですが)。

 360円で購入すると、これもどうぞ、と。「日日草」でしょうか。「いろんな色がありますが、このうす紫にしましょうか?」とにっこり。

 「え、いただいてもいいんですか?」と言うと、今度はみかんも。

 「これは、長崎のみかん。おいしいですよ」と。

 「え、いいんですか?」

 「おいしかったら、今度、買ってくださいね」と。

 年配の方と若者の二人で、大盤振る舞いをしてくださいました。

ありがとうございます。

「おいしいですよ」と言ってくださったときの笑顔が素敵でした。

 右の三個のみかんは、先日のお稽古にお弟子さんからいただいた無農薬みかんです。

 おいしいから、無農薬ですから、と言ってくださるその気持ちがありがたくて写真に撮りました。