白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

本来無一物(ほんらいむいちもつ)

本来無一物

 堀内宗匠の書。

 知足(足るを知る)のように、ともすればその人によっては戒められるように感じてしまう(わたしなどは特に耳が痛いときがあります、、、)語ではなく、解釈しようとしても解釈などできるものではなく、解釈ということを許さない厳しさがあるようにおもいます。

 もちろん、深く考えることはしなくても、文字どおりのそのままを受け入れることもできるかとおもいます。

 それぞれが、この書の前に座り、お茶の稽古に入りました。

ツワブキの花とフジバカマを桔梗口の薄端に活ける

 

 お花は、大先輩のFさんのお庭に咲いていたツワブキとフジバカマ。

 桔梗口の薄端にあまりにも似合っていて、目が離れられなくなりました。Fさん、いつもありがとうございます。

 

 この日は、大先輩のお二人にとっては、炉開きにあたりました。

 江岑棚を使って、お濃茶とお薄のお点前をしていただきました。

江岑棚を使ってお稽古

栗きんとん(浦和花見製)