白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

月に一度の特別稽古

昨日は、冷たい雨のなか、特別稽古に出掛けました。

わたしともう一人のFさん(わたしは一時間半、Fさんは2時間半かけて午前10時半頃に先生の家に到着)に、お稽古をつけてくださるようになって、もうすぐ一年が経とうとしています。

 

炭点前をFさんが行ったあと、先生とFさんとわたしの三人でお昼をいただきました。先生がポットにあったかいそば茶をご用意してくださっていました。いつもありがとうございます。また、びわの実がたくさん入っているデザートや、野菜ジュースもいただきました。

 

お昼が終わったら、Fさんが、出されていた江岑棚で、薄茶点前をされました。
(江岑棚は、右手で引き出しを、三分の二あけます。棗や仕覆はその真ん中にいれます。引き出しをあけるときは、親指を上にします)

わたしは、炉になってはじめての「盆点」をさせていただきました。

そのあと、Fさんは、この日が炉になってはじめてのお稽古だということもあり、普通の濃茶点前をされました。

(仕覆を引き出しに入れるときは、まず、左手に預けて右手で引き出しをあけて、右手で中に入れます。打ち留は右)

わたしは、そのあと、江岑棚で薄茶点前をさせていただきました。

 

*水指は、お棚には、染め付けでしたが、お運びや盆点などの直置きの場合は、土ものが好ましく、先生手作りの楽焼きの水指をご用意してくださっていました。

 

*お軸は「出門多落葉」

*お花は「西王母とトサミズキの照葉」

出門多落葉