着物を着て出かけた帰り、マンションの住人Mさんとエレベーターで一緒になる。
まあ、きれいに着ていらっしゃるとほめていただく。
自分では全く自信がないけれど、御礼を言うと、こんどなにかの時にはよろしくお願いしますねと言われる。全く自信がないのに「ええ、いつでもおっしゃってください」とつい答えてしまったわたし。
家に帰ってきて、華ちゃん(和装マネキン)を相手に、そのなにかの時のために猛特訓をしようかと思ったぐらいです。
着付けの技術を身につけるというのは、自転車と同じで、いちどコツを覚えればいつでも着付けてあげられるというものだと思うけれど、教授の免状までいただいているのにもかかわらず、その技術が身についたという実感が全くないのです。
きょうは、五反田までお茶の講習会に出かけました。
紫の紗の着物。もちろん、必需品の「龍角散ののど飴」を持って。