白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

茶通箱のお点前と正客をさせていただく…

 先日のお茶のお稽古はものすごくぜいたくな時間でした。
 もともと「茶通箱(さつうばこ)」のお稽古は時間がかかるので、いちにちに一人が限度だとおもいますが、わたしがすでに早い時間にお点前をさせていただいたことを知らなかった社中の方が、先生に「茶通箱」をさせていただきたいと申し出られたことから急遽、この展開になったのでした(どんなお点前をしたいか、お棚のあるなしなどから、それぞれが先生に申し出ます)。
 いちにちのお稽古で「茶通箱」のお稽古のお点前と正客と。こんなことは、たぶんこれから先、一度あるかないかの特別の機会だとおもいます。
 社中の方のお稽古の時間構成によって、たまたまこのようなぜいたくなお稽古になったのですが、お点前と正客をさせていただくことによって、これまでばくぜんとしていた部分が見え始めたようにおもいました。
 (忘れないでいたいとおもいます。早くメモしておかなければ)
 「花月(かげつ)」もさせていただいたので、お稽古三昧のいちにちに。家に帰り着いたのは、従って夜の10時半となりました。