白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

はじめてのソラマチ体験…。


(2013.3.27 雨に煙る東京スカイツリー ソラマチ三階から撮影)

 一昨日(3月27日)の雨の日、わたしが見たものを羅列してみます。
 まず、午前10時ごろ、地下鉄銀座一丁目の改札を出るころからいつもとなんだか違う雰囲気でした。
 改札に向かうたくさんの人たち。わたしもその流れに乗るのですが、地上に出る前に誘導員の人たちの姿があちこちに見られます。
 なんだかいつもと違う。
 地上に出るとその「いつもと違う」と感じたことが、はっきりと目で確認できました。
 雨のなか、傘をさした人たちがたくさん立っているのです。
 わたしは、打ち合わせの場所である京橋方面に向かって歩くのですが、銀座通りを人は途切れることなく立っています。
 沿道に立っている係の女性におもわずたずねました。
「きょうは何かあるんですか?」
 すると、女性は答えてくれました。
「今日は歌舞伎座のお披露目のパレードがあるんですよ」
 (ものすごい人たちは、帰ってきて夕刊にその様子が出ていましたが、歌舞伎役者を見ようと沿道に集まった人だったのですね)
 
 係の女性に御礼を言ったあと、また、雨の中を歩き始めました。
 打ち合わせがお昼前に終わったあと、Y編集長が言いました。
 「きょうは時間ある? これからソラマチでランチをしようとおもうんだけど」
 ソラマチといえば、東武東上線の電車のなかの目につく広告でわたしでも知っている、あの「ソラマチ」です。東京スカイツリーの下にできたデパート?のようなところ。
 「こういう機会でもないと、行かないでしょう」
 Y編集長は、よくご存じです。
 はじめてのソラマチ体験。銀座天龍で食事をご馳走になりました。平日なのに、ものすごい人です。わたしは、たぶんこういう機会でもないと行かないとほんとうにおもいます。ちなみにY編集長は、家が近いこともあり、一週間に一回は来ているそうです。帰りにお土産まで買ってもらいました。「まい泉」のヒレカツサンド。わたしはいただきませんでしたが、家人の話ではとてもおいしかったそうです。

 それから、Y編集長が押上から地下鉄に乗って帰るというので、わたしも一緒に乗りました。遠回りになりますが、渋谷駅まで出て副都心線で帰ることに。ここでも、横浜元町まで伸びた副都心線を体験することに。
 渋谷駅には駅員さんがたくさん立っていて、誘導していました。「とにかく前に前に」とエスカレータに乗る人たちに言っている声が耳に入りました。新しいことをみんなで体験している感じ。便利になった人、不便になった人。それぞれの思惑を乗せて電車は走っています。
 ホームに立っていると、来る電車来る電車の行き先が違うのです。
 新宿三丁目行きというのもありました。
 そんなところでとまってどうなるんだろうとおもいましたが、わたしにはよくわかりません。
 「和光市行き」という電車があったので、それに乗って帰りました。
 とにかく一日がとても長かったです。

 来週あたりから、いよいよ取材が始まります。
 いまはフレンドリーな関係のY編集長ですが、仕事が始まったら、いつも微妙に変化する関係。
 来週までは、幸せな関係です。
 

 

(渋谷駅のホームで、ちょっと撮影してみました。写真が上下逆になっているのですが、なぜか直せません)