白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

 叔母と電話で話す…。

 きょうは夢ではなくて、ほんものの叔母と電話で話しました。インフルエンザにかかっていたのですが、ずいぶんよくなったということで一安心。「かずちゃん、会いたい。いつ帰ってくる?」と尋ねられて、答えられないわたしがいや。再会をかたく約束して電話を切る。いとこは、きょう、叔母のホームに来る前に、大丸の前にある「菊寿し」できつねうどんを食べたそうです。うらやましい、と言うと笑っていた。
 一昨年の十二月、叔母といとこと三人で「菊寿し」で蒸し寿司とミニきつねうどん(叔母はミニラーメン)をいっしょに食べました。そのあと、公園を横切りながら駐車場に歩いて行った。お天気はよかったけど、風が冷たかった。途中で足をとめると、陽射しに包まれた。「かずちゃん、おばちゃんはまだ元気でおらんといかんねえ」と叔母。「そうよ。おばちゃんが元気でいてくれないと、困る」と答えたわたし。「元気でおるきねえ」と叔母。
 年が明けて、倒れてしまうなんて、そのときはだれもおもわなかった。