白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

立松和平さんが亡くなられました。


 作家の立松和平さんが2月8日(月)午後5時半過ぎに亡くなられました。
 マガジンハウスの雑誌取材の折、立松さんにお目にかかったことがありました。
 心底、優しい方だと思いました。
 先日このブログで転載した「光の秋葉神社へ」の「苑」の同じ号には、立松さんも書かれていたので、お手紙を出そうと思ったものの、ものすごい筆無精のわたしはそのままになっていたのでした。
 歌舞伎座で上演された「道元の月」(台本は立松氏による)も見に行っていたのに、そのことの感想も書かないままでした。いつかまたお目にかかれたときになどと考えているうちに、月日が経ってしまいました。
 詩集をお贈りすると、何度かお葉書をいただきました。何度も励ましていただきました。
 
 突然の訃報に、呆然といたしております。
 いまはただ、ご冥福を心よりお祈りいたします。


下野新聞(電子号外)によると、多臓器不全のため、東京都内の病院で死去されたそうです。62歳。先月、講演先の大阪市内で不調を訴え、都内の病院に入院、緊急手術を受けていたのだそうです。