控えの間で待っていると、お嬢さん（先生はこのお嬢さんのことをうちの内弟子さんと言っている）が「あみだくじ」を持ってきてくださった。このあみだくじにはいつも感心させられる。
それぞれの名前を書いて、そのはしご（のようになった状態）の縦線に加え、横に線を引く人は引いて、下に書いてある本日のお点前をたどるという仕組みになっているのだけれど、たどってゆけばそれがあたりまえかもしれないが、一度も重なることはないのです。
唐物の人、盆点の人、台天目の人などなど（この日は特別のお稽古日なので、普段はやらないお稽古をさせていただけたのです）。
私は「盆点」のお点前があたりました。
このお点前のお免状をいただいたあと、帝国ホテルでお披露目の席をもったこともずいぶん昔のような気がするけれど、わずか一年前の６月のこと。
ちなみに「あみだくじ」のあらかじめ用意されているはしごの縦線に、たいてい私は二本くらい横線を引きます。
全く引かない人もいますが、性格が出るのでしょうか。
私の場合は、なにげなく参加型だったり。
写真は数年前に行ったバリ島の風景です。
最近バリ島に新婚旅行に出かけた友人と話をしているうちに、また行きたいなあと思ったことでした。
