白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

上野公園の桜…。


(2014年3月29日/土曜日 上野公園の桜。この日はいちにちじゅう晴れていて、これ以上はのぞめないくらいのお花見日和でした)


 ところで、上野公園の枯れ葉の上に座っていると、ここがかつて戦いの場所だったことをおもいました。
 買ってそのままになっていた『彰義隊』(新潮社文庫)吉村昭著を手にしてみました。
 時間をつくって、読んでみたいとおもいます。
 

後楽園ゆうえんち(東京ドームシティアトラクションズ)のジェットコースター


(東京ドームホテルのパーティ会場でいただいた花束)

今年も、東京ドームホテルへと取材の仕事にでかけました。
例年、パーティ会場からいただいて帰ってくる花束&鉢植の花ですが、今年は薔薇。本来の花の甘い香りをたのしんでいます。
さて、夕暮れ時の後楽園ゆうえんち(もう、10年ほどまえから東京ドームシティアトラクションズという名前に変わっているのですね)を右手にして後楽園の駅へと歩いていると、キャーという声とゴーという音がします。サンダードルフィンという名前のジェットコースター。姿が見えなくなったとおもったら、どこからか姿を現しながら疾走していくのですが、その間、少しだけ足をとめてみていました。
事故が起こらないといいのに…。
そんなふうに思った矢先に「よみうりランド」で、ジェットコースター「ツイストコースターロビン」の事故のニュースを知りました。
一瞬、先日、見たばっかりの後楽園ゆうえんちのジェットコースターが脳裏に浮かびました。
普通に暮らしていても、いつ、何が起きてもおかしくない世の中です。できるだけ危ないところには近づかないほうがいいのかもしれませんね。

夜空にジャンプするかのようなサンダードルフィンのジェットコースターを見ていて、たのしいという波動は感じられませんでした。



*「サンダードルフィン」の事故について

*2010年12月5日、運転中のコースターから部品が落下して地上で跳ね返り、下を通りかかった女児に当たる事故が発生。女児は軽傷。そのため、遊園地側は同日より緊急点検のため、運転を休止。
*2013年8月1日、約2年8ヶ月の休止を経て、運転再開。

柳下さんとお会いする…。


(まだ三時前なのに夕暮れ時のような気配が。御茶の水の「山の上ホテル」)

(柳下さんとお会いするのは「ヒルトップ」が多いです)

(柳下さんおすすめ&パティシェおすすめのシュークリーム。とてもおいしかったです)

(シュークリームと紅茶でアフタヌーンティー


 12月12日(木曜日)
 久しぶりに柳下和久さん(北冬舎)とお会いしました。
 シュークリーム&ミルクティをご馳走になりながら、午後のひとときをご一緒させていただきました。
 わたしは小さなノート(もう9冊目になりますが、B6のノートをいつも持ち歩いています)を開いて、柳下さんのお話をひとことももらさないようにしたいとメモをとります。わたしにわかりやすいように数字など例をひきながら懇切丁寧に話してくださる。いつもながら惜しみなく与えてくださることに感謝の気持ちでいっぱいになっていきます。ほんとうにありがとうございます。
 超がつくほどの世間知らずのわたしを相手にしてくださることにいやな顔ひとつされた記憶もありません。
 柳下さんがひとつひとつ時間をかけて構築されてきた貴重なお智恵を、そっくりおゆずりいただいてありがたく思います。この貴重なお智恵を今度こそ、有意義に使わせていただこうと決意をあらたにしながら、駅にむかって坂をのぼったりくだったりしながら、もうすっかり暗くなったお茶の水橋を渡りました。
 すると、そこには、ばたんと倒れた人がいるのでした。年配の杖をもたれた女性でしたが、すぐそばを歩いていた人に助け起こされて歩き出すのを確認したあとで、わたしも地下鉄丸の内線の階段を降りて行きました。
 あんなに派手に倒れたら、ずいぶんと痛かったことでしょう。でも、倒れたら起きあがり、前を向いて歩き出さなければいけないというふうに呆然と歩き出した姿が目にやきついてしまいました。


 
 

「無事」ということ


(「五節供を旧暦で!」 過日、重陽の夕べに出かけたときに撮したものです)


 きのうは姉から電話がありました。
 このところずっとブログの更新をしていなかったので、また、扁桃炎かなにかで寝込んでいるんじゃないかという心配の電話でした。
「野菜がいっぱいあるから、とりにいらっしゃい」とも。
以前にも書きましたが、姉夫婦は三多摩地区在住。野菜づくりもプロなみです。

 ここ三カ月、精も根も傾けた恒例の仕事も無事に終わり(まだ、発行していませんが、問題はないとおもいます)、一段落ついたところ。その間、たまっていたやらなければいけないことをいまは少しずつこなしています。

 あっという間に一年が終わりそうな勢いです。まずは「無事」であったことを感謝します。

夢の話 「死去」という文字…。


(「朝日新聞」2013年10月16日朝刊一面の記事です)

 三日ほど前、夢をみました。
 「死去」という文字が見えて、写真があって、記事のようにおもいました。もちろんお名前も出ていたのですが、目が覚めたらそのお名前はすっかり忘れてしまっていました。
 それにしても大きく「死去」とあったのは、知り合いの人の死ではなく、新聞や雑誌で報道されるような方が亡くなったのだとおもいました。
 その方がどなただったのか、今朝の新聞でわかったようにおもいました。
 10月13日の午前3時8分に亡くなられたということでした。ちょうど、夢を見た日にちとも一致するようにおもいます。
 小さなこどもたちに絶大なる人気をもつアンパンマンの作者やなせたかし様のご冥福をお祈り申し上げます。

 『アンパンマン」のことは、勉強不足でよく知らないのですが、おなかがすいた子どもに自分の顔をちぎって食べさせて助けてあげるという話を何かで読んで覚えていました。
 
 今日の新聞にもこんなことが書いてありました。

 「声高に語る正義はうそくさい」「正義も悪もない。唯一ある正義はひもじいものに食わせることだ」。
アンパンマンについて聞かれると、力強く語られたのだそうです。


やなせたかし様といえば、わたしの故郷・高知とも深いご縁のある方です。
*10月13日といえば私たち家族にとっては特別の数霊(かずたま)の日にあたります。

夏の夜の夢…。


 九段下の築土神社に参拝したあとは、ホテルグランドパレスの23階のラウンジでグレープジュースをいただきました。その窓から見た、ビル群。右は秋葉原方面。左は後楽園方面。極度の方向音痴のわたしには詳しいことは全くわかりませんが、後楽園の観覧車があるのでなんとなくわかりました。
以前、西片に住んでいたことがあったので、なつかしかったです。「石井豆店」で豆をよく買ったことも。わたしにとっての、つかの間の夏休みのようなものでしょうか。


夜はこんな雰囲気になるラウンジです。ホテルが大好きなわたしとしては、地に足がついた生き方をしなければならないと、自らをいましめつつ…。つかのまの夏休みくらい、このような記事を書いてもよいでしょうか?



23階のラウンジで夏休みを味わったわたし。
そして、その夜には、不思議な夢を見ました。

エレベータに乗っているわたしが押している数字は「23」。
その隣に「−23」という数字もありました。

他に数字のないエレベータでした。
どのような意味があるのでしょうか。