白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

柳下さんとお会いする…。


(まだ三時前なのに夕暮れ時のような気配が。御茶の水の「山の上ホテル」)

(柳下さんとお会いするのは「ヒルトップ」が多いです)

(柳下さんおすすめ&パティシェおすすめのシュークリーム。とてもおいしかったです)

(シュークリームと紅茶でアフタヌーンティー


 12月12日(木曜日)
 久しぶりに柳下和久さん(北冬舎)とお会いしました。
 シュークリーム&ミルクティをご馳走になりながら、午後のひとときをご一緒させていただきました。
 わたしは小さなノート(もう9冊目になりますが、B6のノートをいつも持ち歩いています)を開いて、柳下さんのお話をひとことももらさないようにしたいとメモをとります。わたしにわかりやすいように数字など例をひきながら懇切丁寧に話してくださる。いつもながら惜しみなく与えてくださることに感謝の気持ちでいっぱいになっていきます。ほんとうにありがとうございます。
 超がつくほどの世間知らずのわたしを相手にしてくださることにいやな顔ひとつされた記憶もありません。
 柳下さんがひとつひとつ時間をかけて構築されてきた貴重なお智恵を、そっくりおゆずりいただいてありがたく思います。この貴重なお智恵を今度こそ、有意義に使わせていただこうと決意をあらたにしながら、駅にむかって坂をのぼったりくだったりしながら、もうすっかり暗くなったお茶の水橋を渡りました。
 すると、そこには、ばたんと倒れた人がいるのでした。年配の杖をもたれた女性でしたが、すぐそばを歩いていた人に助け起こされて歩き出すのを確認したあとで、わたしも地下鉄丸の内線の階段を降りて行きました。
 あんなに派手に倒れたら、ずいぶんと痛かったことでしょう。でも、倒れたら起きあがり、前を向いて歩き出さなければいけないというふうに呆然と歩き出した姿が目にやきついてしまいました。