令和五年五月十六日(火曜日)
お茶のお稽古に出かけました。
お棚は、二重棚。
午前中のお二人は、濃茶と薄茶を交互にされました。
午後からの三人は、それぞれ茶筅飾り、仕組点て、組合点てをされたあと、それぞれ薄茶のお稽古も。
わたしは、仕組点てのお稽古をしました。
仕組点てとは、茶碗と建水とを一緒に持ち出して濃茶を点てるお点前。老人点てとも言われます。
茶筅飾りは、水指、茶入、茶碗、茶杓のうち、いずれか一品、名物、由緒のあるもの、到来物などを飾るお点前。組合点ては、建水が名物、由緒あるものを用いるときに行うお点前。
それら二つとはちがって、仕組点では、特別な名物などは関係なく点てるお点前です。
花材は同じリョウブと夏椿でも、花入れが異なると先日の「花月」のときとはまた別の姿が現れます。その美しさにこころを奪われてしまいます。
お花はお茶室の主役です。