白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

筑波山神社でもち米をいただく。

去年12月にお参りした筑波山神社に、この11日に再び連れて行ってもらいました。
年越祭(としこしさい)の日とは知らないまま。
知らないままお参りに行くと、昨年とは打って変わってものすごい人出。
昨年12月9日のときには、私たちのほかには誰一人いませんでした。
神社の人の姿もどこにも見えなかったくらい、鎮まりかえっていたのでした。
この日のこの賑やかさは何? それだけでなく、老若男女みんなで何かを待っている様子だけど、いったい何を待って境内にいるのでしょう。
ふと見ると「御年豆」というものが200円で売っていて、買い求めているひとがいます。その小さな三角形の袋のなかになにやらくじ引きが入っている様子なのでした。
Mさんは「ティッシュ」一箱。わたしは「もち米」2キロがあたりました。
景品を交換したあと、何かを待っているらしい老若男女のなかで何も知らずに立っていると、本堂のなかに年男の方(帰ってきてわかったのですが)がぞろぞろと入って行きました。
ご祈祷をしていただくんでしょうねと勝手に想像して、焚き火にあたったりしながら神社をあとにしました。
そのあとで、↓下の写真のようなお祀りがあったのだと思います。

(神社のホームページによると、こんな感じになるらしいです)
神社をあとにして、今度は梅林へ。
まだ咲いてないかもしれないと思ったけれど、紅梅が見事でした。

夢幻という言葉はこのようなところで使うのかと思えました。
今年は、2月の上旬にして幾つもの神社仏閣へ。
Mさんから年頭の香取、鹿島神宮詣は恒例にしましょうね、とあらためて言っていただきました。

(年越祭)
例年2月10日・11日
このお祭りは 元来旧暦正月14日に追儺式(豆まき)を行っていました。 14日は小正月晦日にあたりその年
初めての満月(十五夜)を迎えます。 そこで神社でお祓いを受け心身を清めた年男が福男となり福を与える為、
福豆とともに多くの福物を撒き、 満々たる月の如く一年の一陽来復・家内安全・身体安全・除災招福・厄除けな
どを祈願する祭礼であります。 ご奉仕戴く年男は 厄年や生まれ年の方に限らず毎年つづけて奉仕いたします。
これが他の社寺で行われている節分とは異なるところです。 現在は2月10日・11日の二日間にわたり
約600名の年男年女が参加し盛大に斎行されます。