「盆点(ぼんてん)」のお点前を一月にひきつづき、二月にもさせていただきました。
贅沢なお稽古。
盆点のお点前の流れをやっとつかめてきたのかもしれません。
まずは、お点前の準備から。
水差しを定位置に置きます。
唐物を載せたお盆を水差しの前に置きます…。
「盆点」のお許しをいただいたあと、おもえばひとつひとつ、覚えていったのでした。
お稽古をさせていただくたびに、曖昧な箇所が少なくなればいいのですが…。
「花月(かげつ)」のお稽古も二度させていただく。二度ともわたしがひいた札は「三」。三番目に席に入ります。
春閑鳥啼自(はるしずかにとりおのずからなく)のお軸。
志野焼の花入れ(掛)に西王母のピンクの椿と白い椿(加茂本阿弥だったとおもいます)、そしてトサミズキ(小さくつぼみが見えます)。
久しぶりに例のタクシーの運転手さんに乗せていただきました。
「お客さんのお顔をみると安心するんですよ」と言われる。
「きょうも、がんばるぞ」っておもうんですと言われる。
わたしよりとても若い運転手さんからそんなことばをかけられて、こちらこそありがたく「ありがとうございます。そう言っていただくとうれしいです」と応えました。
気づかないところで、人を傷つけたりしていることがあるかもしれない日々。
そんな言葉をかけてくださる方に会えること自体が神様からの励ましかもしれません。
自分で自分にがっかりする行動もときにはあります。
「恥ずかしい」とおもいます。