「時」は燃えるローソクの
滴のように無くなっていく、
山々と森はその日々を持つ、
それぞれの日々を。
あなたがたは、どうぞ、
モミから生まれた森の
昔の軌道から、お願いです
外れていかないように。
アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イエイツの詩です。
きょうは、イエイツの『ケルトの薄明』(ちくま文庫 井村君江 訳)を手にとってみました。
「時は滴り落ちる」は、目次のあとに紹介されている詩です。
外は雨が降っています。
わたしはわたしの道を見失わないように生きてゆきたい。
お願いだから。