白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

東京で木枯らし1号。

 昨夜遅く、東京で木枯らし一号が吹いたそうです。
10月中の観測は10年ぶりだとか。昨日、成増の商店街を歩いていても、とても寒かった。秋も味わうことなく、このまま冬なのかと思ったくらいでした。
 道行く人もマフラーを首に巻いていて、暖かそうだなと無装備の自分を省みて、うらやましく思えたくらいでした。
 冬へ、一直線なのでしょうか。つい先日、マンションの前のイチョウの並木に大がかりな剪定が行われていました。その様子に行き当たったのは、初めてでした。
 いつも、いつのまにか、気がつくと丸坊主にされて、寒々と枝が青空に伸びているのを見上げていたのでした。イチョウの葉っぱも敷き詰められることがなかったので、何の木であったのかすらも、忘れそうになり、春になって、その葉っぱの形が木の名前を思い出させてくれたのでした。
 あんなに丸坊主にしなくても、いいのに、と思いますが、そうしなければいけない理由でもあるのでしょうか。