白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

杜若(かきつばた)の季節

お稽古のあと、リョウブと小菊を片づけたあと、杜若だけを撮影したもの。まだ、花は蕾なので、葉っぱのように見えます。新しい携帯で撮ってみました。



先日のお花のお稽古では、リョウブ、小菊と。もうひとつは独立させて杜若を活けました。
リョウブの木は真っ直ぐなんですね。素直な木なのだと、手にするとはっきりとわかります。黄緑色の若い芽がさわやかです。
杜若は、いずれアヤメかカキツバタ、といわれるあの花。見分け方のコツは葉っぱのようです。
親葉、芽葉、子葉のあしらいかたが難しい。先生が葉っぱを水で一枚一枚濡らしながら、ほかの葉っぱとなじませていきます。その仕草にしばし見とれるわたし。
力を入れすぎず、かといって表面を撫でるだけではいけません。一枚一枚葉っぱはばらばらにしているのに、手を加えないで咲いているように活けます。



先生の上のお嬢さんはメキシコ在住なので、お稽古のあと、豚インフルエンザの話題に。
心配された方たちからお電話が入ってきているということでした。