白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

「年越し派遣村」のニュース(転載)


1月4日19時前より行われていた、派遣村実行委員会よりの厚生労働省への要望行動において、当面の間、厚生労働省と東京都とで500名の住と食を保障する、との回答が得られました!
これも、入村者やボランティアスタッフのみなさん、ご支援ご声援をくださったみなさんの声の力です。 ありがとうございます。
この結果を受けて、21時から緊急村民集会が開催されました。

以下の4つの施設にて、合わせて500名分の住と食(弁当)を、1月5日から12日まで一週間、提供されることになりました。

中央区京華スクエア体育館
中央区十思スクエア体育館
東京都石神井学園用体育館
山谷地域越年越冬対策宿泊援護事業なぎさ寮

12月31日から1月5日までの
入村者数 499人
宿泊者数 489人
ボランティア登録 昨日まででのべ1692人
相談件数 353件
生活保護申請予定 230人
カンパ総額 銀行振込分以外で2315万円

金銭カンパ
以下の口座にお振込みください。
みずほ銀行銀座支店 普通 2692964
派遣村寄付金口座 弁護士 棗 一郎


カンパの際に寄せられた言葉が紹介されています(以下に一部転載させていただきます)。

全国ユニオン 御中

この度の年越し派遣村のボランティア活動には胸打たれます。働き盛りの男性が仕事や住居を失って、居場所を求めて日比谷公園に集まった姿に胸が潰れる思いです。
 大企業は前年までの黒字を赤字にさせないように、その手段としてこのような非常な措置を取ったような気がして怒りを覚えます。世の中の景気が好転するまで、もう少し温かいやり方もあった筈です。
 私達は戦中、戦後のきびしい貧困も経験しましたが、さらに昭和46年、夫を40歳で失って(クモ膜下出血急死)2人の子供は未成年で、茫然自失の暮らしを付き合いました。当時病身の私は明日からどうして生きていくか、毎日苦しみました。生活が安定したのは温かい人々の優しさ、また福祉にもお世話になりました。よく生き抜けたと常に感謝して暮らしています。二人の娘は結婚し、私は80歳で年金暮らしです。裕福ではありませんが、今の世の中、痛みをともに味合っています。
 世の中捨てたものではありません。あきらめないで、辛抱強く、仕事を見つけてください。
 ボランティアのお手伝いはできないので、貧者の一灯に等しいカンパを明日みずほBKより送金することをお約束します。

                  一母子家庭出身のおばあちゃんより