白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

押し入れのなかも本だらけ…。

 昨日は、朝いちばんで恒例の火災報知設備の点検が入るにあたり、押し入れのなかも点検の器具が入るように調えました。というより積み上がっている本などをソファの上に出したり、床に置いたりして、押し入れを開けっ放しにするので、いつもよりもっと乱雑な部屋になりました。
 押し入れまで本だらけ。こんな家はこのマンションでほかにもあるのでしょうか。知りませんが、いつも、黙々と仕事をこなして帰って行く二人連れの人に深々と御礼のご挨拶をします。なんだか気の毒な気持ちになるのです。
 送り出したあと、また、押し入れに戻したりするので、午前中は仕事になりません。そのあと、疲れはててしばし茫然。

 排水管の清掃などは、押し入れまで開け放つことはないので、お掃除をして、それなりに気分がいい部屋になりますが、この火災報知設備の点検だけは、より乱雑になって、あとは野となれ…状態になりかかる瞬間があります。

 本が何にもない部屋が一室でもあると、さぞかし気持ちがすっきりすることでしょう。