白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

いただきもので生かされている…。


 これは、きのう撮った写真。家のまわりの陽のあたらないところでは、雪がしっかりと残っていました。きのうは、お花のお稽古に。
 電車に乗っているときにハサミを忘れてきたことに、気づく。
 お茶のお稽古に行くときに扇子を忘れることもあってはならないことですが、お花のお稽古でハサミを忘れるなんて…。
 


(黄色のカラー、アオモジ、ドラセナ)
 
 黄色のカラー、アオモジ、ドラセナを活けました。カラーの花は、白は高貴ですが、黄色はまた別の魅力があります。花屋さんの包装紙をひらいて、その花を見た瞬間、何かが飛び込んでくるような。その何かというのは、そのときそのときで違っていて、きのうの場合は「元気」。黄色のカラーを眼にした瞬間、「元気」が飛び込んできたのです。
 いま、このブログを書きながら、黄色のカラーの方を見ると、花がゆっくりと揺れている。地震でもないのに、二本の花のうち、一本だけがゆっくりと揺れているのです。まるで、うなずいているかのよう。ありがとう。


そのほか、先生がお好きだというフリージアスイートピーをいただく。
 先生には、いつもいただいているばかり。まるで、実家に来ているような気持ちになります。
 大きなタッパに入れてくださった、大納言でつくったおぜんざい。しかも、おもちまでつけてくださいました。それに、立派なフジのりんごまで。
 先生、いつもごちそうさまです。

 お花もお茶も、ずっと、つづけたいとおもいます。