白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

ハンドベルのクリスマス。

 十二月十日(土)は、筑波のノバホールへとハンドベルのコンサートを聴きに行きました。
 わたしにハンドベルの素晴らしさを教えてくれたのはグロッケンシュピールの方たち。このメンバーのお一人が、先日東京堂で行われた「ほんとうの平将門」のゲストの芹沢美保さん。拙いわたしをサポートしてくださった方です。(『真・将門記』)
 わたしはカッチーニアヴェ・マリアがとても好きですが、いつもこの曲を聴くのをたのしみにしています。
プログラム
一、アルハンブラの思い出(タレガ)二、アヴェ・マリアシューベルト)三、アヴェ・マリアカッチーニ)四、カノン(パッヘルベル)五、ピチカート ポルカ(J、シュトラウス)六、アレグロ ジョコーソ(ヘンデル
休憩
七、バレエ音楽くるみ割り人形」より(チャイコフスキー) あし笛の踊り トレパーク(ロシアの踊り)
八、リュートのための古い組曲より(レスピーギ) イタリアーナ シシリアーナ 九、クリスマスオラトリオより(J.S.バッハ) 眠れいとし子よ  十、鐘になれたら(フィッシャー) 

 そして、アンコールに応えて「きよしこのよる」を。
 
 この日は、一番前の列で堪能いたしました。演奏会はこれまで教会で行われたこともありますが、お寺で仏様を背にして演奏されることもあります。どちらも、感動的。
 演奏が終わり、おいしい珈琲と紅茶のお店「なかやま」に連れて行っていただき、文学の話など…。その後、メンバーの方たちとの打ち上げを終えた美保さんと我孫子で合流。日光月光さまのようなご夫妻とお話しするひとときも大好きです。ハンドベルの素晴らしさに魅せられて、家人もコンサートに。ほかにきれいなハートの持ち主、Wさんもご一緒に、たのしいひとときを過ごしました。結果、最終便からひとつ手前の電車に。家に帰り着くと、またしても午前さま。
 この日は、筑波で満月を見ました(筑波といえば、平将門公にとって特別の地でもあります。コンサート会場に向かいながら、TX(つくばエクスプレス)の車内から筑波山にご挨拶をしました)。
 ちょうど電車に乗っていたので見えませんでしたが、この日は、皆既月食でもあったのですね。月の欠け始めから皆既、そして再び満月に戻るまでの過程を全て観測できたのは、日本では11年ぶりなのだそうです。