長く正座をするのがちょっとつらいときがあります。
一年くらい前のこと。社中の方たちが正座椅子(一見すると普通のバッグですが、ひっくり返すと正座用の椅子として使えるもの)を茶道具屋さんにお願いしていました。そのとき、わたしはまだ大丈夫だとおもっていたのですが、ついにほしくなってしまったのです。
ほかの社中の方より、一年遅れての注文。
先生から「ご希望の模様はありますか」とたずねられて、「牡丹唐草の模様など好きですけれど…」などと答えたわたし。
わけもなく、たまらなく「牡丹唐草」の模様が好きなのです。加えて書くと、「牡丹唐草」という漢字までが好きなのです。
坊主憎ければ袈裟までも、ということわざがありますが、まるっきり逆をいく、わたしの場合はどんなことわざがあてはまるのか。
*画像は「日本の文様/唐草百選」のなかから紹介させていただきました。
どちらも「牡丹唐草」の典型的な模様だと思います。