白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

雨の日のお茶のお稽古

お茶を習っているみなさまはたしかにお金持ちが多いようです。でも、家人などはお金持ちでなくても「好き」だけで続く世界なのかと、世の中の認識とは少し違う認識をし始めているらしいです。
それは、ひとえに私が見本になっているという次第ですが、昨日は集中豪雨もあるかもしれないという天気予報のなか、着物を着て出かけました。いつもは着物を着てくる社中の方々も天気予報のせいで洋服姿でしたが、私は濡れても大丈夫な着物を、華ちゃん(着物の着付けを勉強するときのためのマネキン人形の名前)から借りました。帯も濡れても大丈夫なお稽古用のもの(しかし、私の好きな唐草模様のものです)。
ぞうりも以前ちょっとくらいの雨なら大丈夫だと甘くみて出かけたところ、皮の底なので、つるつるすべってアブナイ思いをしたので、降っていないのに荷物にならないようにしっかりカバーでガード。二部式の雨コートもバッグに入れて重装備で出かけましたが、なんと雨は降らなかったのですね。
よかった。
持って行くだけでも大変なのに、コートなど身につけようとすると、ただでさえみんなに遅れをとらないように努力している私、先生宅を失礼するタイミングがみんなから大幅に遅れては、と思います。
これからは雨の季節。着物もできるだけ着てみたいと思っているのですが……。
本を何冊も持ち歩いている私としては、荷物がやたらと増えてとっても重いし、かさばります。
昨日のお花は、ヤハズススキ、ビヨウヤナギ、ウメバチウツギ、ホタルブクロ、すべて先生ちのお庭に咲いているもの。
花入れは、肥後とっくり。
私は、ちょっとむずかしい(私にとってはという意味ですが)、お茶入れを使っての薄茶のお点前でした。