白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

耳からはじまった…。

 約1カ月の体調不良から、やっと回復の兆しが見えてきたようで、うれしい。
 でも、まだ、咳がひどくなると横になっても坐っていても何をしていても苦しくなるので、油断は許されない。母が気管支拡張で苦しんだこと、父が結核で苦しんだことなど、気管が弱い家系である。
 
 さっき、仕事の校正のやりとりを終えた。長い1カ月だった。
 午前中に体力を使い果たし、午後からずっと横になって、翌朝に備えた。この間、病院に行った以外はすべての予定をキャンセルした。ひたすら、仕事のために生きた。こんなに長い時間、このようなことになったのは初めてだった。あとは、3日後にある出張校正に、咳が落ち着いてくれていればと思う。
 
 思えば、耳からはじまった。
 左の耳に変な違和感が走った。プチっという音がした。何かが飛びこんできたようだった。いつもは開かれていない角度から、不意に異物が侵入してきたように思った。
 そのあと、試験管が見えてそのなかにくしゃくしゃにもつれた黒い糸のようなものが浮いていた。耳に何かが投げ入れられたのだろうか、と思った。
 次の日、水を飲んでも猛烈に苦かった。そうするうちに、ノドの痛みが始まった。
 
 急性扁桃炎と診断されたが、喉の痛みはよくなったが、37度半くらいの熱がずっとつづいた。途中で抗生物質を投与した。一週間、効力がつづくというものでまだ、四日目。早くよくなりたい。

 
*みなさまにはご心配をおかけしています。
早く元気になりたいと思います。みなさまにおかれましても、地球の変動にあたり、何かと不思議なことが起きているかもしれません。どうぞ、お元気でお過ごしくださいますように。