白玉庵のいちにち

表千家茶道教室

新年を迎える…2

 お花の次はお節料理に気持ちを移動させます。
 ほぼ毎年、お節料理をつくっていますが、この買い出しは二日がかり。お金をもたせればあるだけ使う性格ですが、衝動買いなどはたのしいけれど、お正月を迎えるためのお節料理の食材の場合は、必要なものを買うので、ちっともたのしくはありません。レジのところで、長い長い打ち込みをただじっと堪えている雰囲気になります。今年は、昆布巻きの挑戦をしようと思っていたのですが、いつもの料理もできるかどうかわからないのに、新たな挑戦は無謀だと思ってやめました。伊達巻きなどもお正月が終わってから、一度挑戦してみたいとも思うのですが、お正月が終わると疲れて、それどころではなくなります。
 わたしの場合、お節料理の成功は、くりきんとんにかかっています。そこに身も心も注ぐことになります。