令和5年、1月13日(金曜日)、先輩のおふたりがお稽古をされました。
長板でのお稽古はおふたりともかなり久し振りでしたが、「座り火箸」に「立ち火箸」の言葉どおり、火箸の扱いに注意しながら無事に終えました。
ここしばらくは、この長板でのお稽古を続けたいとおもいます。
春入千林処々花 秋沈万水家々月(あきはばんすいにしずむ いえいえのつき)と続く茶室禅語です。
毎年、新年にはこの禅語のお軸を掛けます。「花」と「鶯」。どちらかの文字を使っていますが、床の間には「鶯」の方を掛けてみました。堀内宗匠の書です。
そして、お花は結び柳と千両を生けました。
昨年暮れに、お正月のお花をお花の先生のところまで、受け取りに行きました。
結び柳は、一本でもものすごい枝があります。そのなかで、床の間を飾るのは、ほんのわずか。他の柳は、ダイナミックに結ばれたまま、リビングで存在感を発揮しています、、、
結び柳に使われているのは、六角柳という種類のものだそうです。
主菓子は可愛らしい兎と千両と椿の練り菓子(蔵造り製造)。銘は「初春」と、わたしたちで名づけました。こしあんの優しい甘さ。
お干菓子は、千両(坂角総本舗製造)の美しいお菓子でした。いただくのがもったいない、としばらくみとれてしまいました。
今年もお茶の時間が始まりました。
みんなで、一緒に励みたいとおもいます。